お家づくりを考える際に親御さまの意見を伺う方も多いのではないでしょうか。
今回はお家づくりを考える際の親御さまのとの向き合い方について書いていきます。
この内容は特に20代、30代で後悔ない家づくりをするためにとても重要な内容になります。
一見自分はそこまで関係ないと思う方でも、親御様から家づくりに対して思わむ大反対を受ける可能性もございますので是非とも最後までお読みください。
それでは参りましょう。
皆様現在お家づくりを検討されている方は親御さまにご相談されてますでしょうか。
親御様は思っている以上に子供の家づくりについて心配してくださってます。
また、人によっては親御様から資金的な援助や子育ての援助などを受けることでしょう。
ご家庭によっては親御様の意見が家づくりに大きく影響することもあるでしょう。
私も20代30代のご家族様をご対応させていただく際は必ず親御様に相談されているかどうかを確認いたします。
「まだ相談してない」という方にはなるべく早く相談されることを推奨いたします。
なぜならある程度計画が煮詰まってから反対を受けてしまうと、後悔するケースが多いからです。
実際に半年間ほど土地探しをしていて、やっとの思いで購入を決断したお客様がそこで初めて親御様に相談し、大反対を受け購入ができなかったことがありました。
お客様によっては希望のエリアで土地を見つけるのは非常に難しい方もいらっしゃいます。
やっとの思いで見つけても親御様と揉めてしまったがために決断ができず、その間で検討していた土地が売れてしまうということも多いです。
非常に勿体無いことかと思いますが、これが事前に相談されていたらどうなっていたでしょうか。
もしかしたら別の選択肢で検討していたかもしれませんし、そもそも時間をかけて親御様とお話しできていれば反対もされなかったかもしれません。
よりご家族にあった決断を然るべきタイミングでできるように早めに親御様に相談されると良いでしょう。
ここで一つ実際にあった親御様からの家づくりの反対意見について皆様と共有できればと思います。
・物件が高すぎる
これが一番多いかと思います。なぜなら親御様が一番心配されるのはやはりお金です。
これだけのローンを背負って子供は大丈夫なのか、と思う方も多いです。
なぜなら親御様世代の家づくりと今を比べると、現在の土地の価格や建物の価格は非常に高くなってます。
もしかしたら親御様世代がローンを組んだ時より1000万円以上高いなんてことはザラです。
そうなると金額だけを見て「絶対にやめた方が良い、買うならもっと頭金を貯めてからだ」
と反対されるケースも多いでしょう。
しかし、親御様世代と今では金額についての考え方も変わってきてます。
今の家づくりでは高気密高断熱住宅の需要が大きいです。
もちろん性能の高いお家は建築費も高くなるのですが、光熱費が安くなった方がランニングコストが安くなりますし、ローンが完済した後の負担も減らせます。
また金利についても親御様は3%〜5%のローンを組んでいたかもしれませんが、今1%以下でローンを組むことが可能です。
つまり親御様世代よりも物件が高いからといって、ローンの月々支払いやランニングコスト含めたトータルコストが親御様より高いわけではないということです。
そのような背景を親御様がご理解いただいているかどうか、自分達で説明がちゃんとできるのかも大切なことです。
これは一つの事例に過ぎませんが、考え方は人それぞれなので何を言われるかわからないものです。
もし自分達で説明するのが難しいという時はお世話になっている営業担当に会ってもらうことを推奨します。
必ず力になってくれるはずです。
家づくりは人生の1大イベントです。
後悔なく、円滑に計画が進められるように十分に親御様とお話ししましょう。
場合によっては一緒に展示場を変わってみるのも良いでしょう。