皆さまこんにちは、マイホーム相談室です。
皆様も住宅購入を検討する際に、気になるのはやはり金銭面の部分かと思います。
そこで今回の基準テーマはお金についての入門編です。
今回は住宅購入のお金に対する考え方について、私の意見を書いていきたいと思います。
皆様は物を買う時に、それが高いか安いかの判断は何を見て決めていますか?
おそらくですが、
コストパフォーマンスや価格に対してのメリット、費用対効果を見ていらっしゃるのではないでしょうか。
住宅においてもこれは当てはまることで、
この価格でどれだけのメリットが自分たちにあるか、ここが重要かと思います。
しかし住宅の場合はこの費用対効果の効果の部分が見えづらいです。
なぜならほとんどの方が住宅を購入するのは初めてで、
「住宅を購入する」
という経験値がほとんど0の状態で始めるからです。
よく私もお客様とお話をしていて、言われるのが
「〇〇メーカーは30坪で〇〇万円だった、御社ではもう少し安くなりませんか?」
とよく言われます。
その時私はまず費用対効果の効果、
つまりその金額の中に何が入ってその金額なのかの確認をいたします。
そして、一つ一つ他メーカーから提案を受けた内容をお客様に聞いていきます。
そうすると、意外にもお客様はその金額の中に何が入っているのか、を
しっかりと把握されていないことがほとんどです。
例えばですが、車を購入する際に
"5人乗りのトヨタのアクア"と"5人乗りのBMW"を比較することはないでしょう。
そんなのBMWの方が高いのは当たり前ですし、
そもそもBMWの購入を検討する方はアクアの見積もりなんて取らないですよね。
しかし住宅の場合、中身の部分が分かりにくい分、
比較してもあまり意味がないメーカーで比較されてしまいがちです。
例えばご予算の中で金額の上限が決まっているのであれば、
そこを大幅に超えてきそうなメーカーを最初から見る必要はないでしょう。
その逆も然り、求めているものが備わっていなくて安いメーカーは
初めから金額部分で比較しても意味がありません。
時折、10社以上も見積もりを取って比較したいというお客様がいらっしゃいますが、
おそらく意味があまりなく、時間と労力だけが削られていくでしょう。
もちろん住宅についてどこにお金が掛かっているのか、完璧に把握するのは難しいです。
私たち営業ですら完璧にはわかっておりません。
ですが自分たちが重視する項目に対して、どれだけのものが備わっているのかはしっかりと確認しておくと良いでしょう。
住宅購入において、よく比較される項目といえば
・耐震性
・耐久性、メンテナンス
・断熱、気密性
・デザイン、間取りの自由度
・コストパフォーマンス
大きく分けるとこの5つではないでしょうか。
どれも大事なことですが、皆さま大きく重視するポイントはそれぞれかと思います。
断熱や気密性を重視される方であれば、
仕様書に入っている断熱材はどんな素材なのか、長く住むにあたって劣化しやすい素材なのか、長持ちする素材なのか、断熱材の厚みは何mm入っているのか、窓の性能はどれくらいのものが使われているのか、Ua値は標準で幾つになるのか。
そこまでチェックして見積書を見ると、自分たちにとって提案内容が高いか安いかの判断がしやすいかと思います。
もちろん、ご年収やご年齢、そしてご予算によって、家づくりにかけられるお金は人それぞれになるかと思いますので、
そこに見合った提案になっているのかも大きなポイントかと思います。
いずれにしろ自分たちの要望がどんなお家なのかが定まっている場合、
比較検討、相見積もりを取る会社は多くて3社くらいになるでしょう。
ただ、初めて住宅展示場に行く方や、住宅購入について考え初めの場合、
自分たちが何を求めているのかもあまりわからないという方がほとんどかと思います。
その時はとりあえず、カタログなどの資料だけもらって見てみたり、
ネットで色々なハウスメーカーのことを調べたり、ブログを見てみたり、
情報収集をしてみることをおすすめします。
意外と展示場で営業に聞かなくても、色々なことを知れるかと思います。
家づくりについて考えはじめという方は是非とも試してみてください。
今後注文住宅を検討される方は
まずは資料請求をしてからのご来場がお勧めです。
住宅展示場もとても良いのですが、
一回の展示場を見るのに2時間ほどかかってしまいます。
一度資料請求して気になるメーカーを見ていくのが一番の近道です。
資料請求は無料でできるのにも関わらず
対応してくれる営業マンは経験豊富な人も多いです。
ぜひ下記サイトからお試しください。